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季刊 第11号      2017.2.19 

                  子ども社会臨床研究会 事務局
                  子ども社会臨床研究会□発行責任者 亀口公一

       子りん研シンポジウム(2016年度第2回)へのご案内

        子どもの「発達障害」とおとなの「発達幻想」を考える
         ― 子どものまなざし おとなのまなざし ―


子ども社会臨床研究会は、福島原発事故が起こった2011年に発足しました。「子どもの側から考える」「子どもと共に生きていく」「子どもからのまなざしに寄り添う」を主な視座として「子ども」に関わる6人のおとなの呼びかけで始まりました。

今日ほど、子どもたちが大人社会から身体的にも精神的に追いつめられている時代はありません。「虐待される/しょうがいのある/不登校の/貧困家庭の/一人ひとりの子どもたち」はもちろん「人間になりつつある/類的存在としての子ども当事者」をめぐる情況はますます見えにくく、その主権侵害はさらに深刻になっています。 「子ども」に関わるおとなは、近年の「子どもの貧困」問題を大人社会の経済問題のみにすりかえてはなりません。現代日本における「子どもの貧困」は、おとなの「子ども観の貧困」にほかなりません。

今や子ども人口の10%ともいわれる「発達障害」診断バブルは、おとなの「子ども観の貧困」を読み解く大きな手がかりになるはずです。 愛称「子りん研」の子ども社会臨床研究会は、どなたも出入り自由な子どものための会です。一度のぞいてください。  

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日 時  2017年3月26日(日)pm6:15~pm9:00 (午後6時受付)

会 場  キャンパスプラザ京都(JR京都駅そば) 第4講義室 Tel 075-353-9111
     住所: 〒543-0021大阪府大阪市天王寺区東高津町7-11
     電話: 06-6768-3911*終了後に懇親会を予定しています。

参加費 会員(子ども)無料  非会員 500円


司 会      吉村 智子(奈良県スクールカウンセラー)
基調提案     亀口 公一(NPO法人アジール舎)
シンポジスト   梶山 太一(「発達障害」当事者)
         谷奥克己(インクルーシヴライフ協会)
         堀智晴(インクルーシヴ共生教育研究所)
         特別なニーズをもつ子どもの親 

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