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第三号・2013.12.10 

                  子ども社会臨床研究会□発行責任者 亀口公一

◆はじめに

 第2回(9月27日大阪開催)、第3回(11月18日京都開催)勉強会の報告ができないまま、あっという間に師走になりました。この間にも、日本は戦争ができる国になりつつあります。経済優先の国策が、子ども世代に見えない放射線被曝や負債を押し付けても、大人社会は涼しい顔をしています。

 「障害者権利条約」が今国会でやっと批准されました。しかし、すでに批准されている「子どもの権利条約」は、いまだ各自治体での条例化がすすんでいません。2015年4月には、昨年大改正された児童福祉法が、子ども・子育て新システムの始動によって制度見直しを迫られています。

 社会的弱者である子どもが、「気持ち良く遊び、気持ち良く学び、気持ち良く休む」ことができる社会をつくることは大人の責任です。子どもたちと一緒にがんばりましょう。


◆こりん研勉強会(第4回)のご案内

  子ども社会臨床研究会(こりん研)の定例勉強会を下記の日程で開催します。
どなたもご自由にご参加ください。
 第4回は、今年の4月、地域の小学校に入学した新1年生の母親2人にお話しをいただき、皆さんで一緒に考える場にしたいと思います。

 特に、小学校に看護師配置されている東大阪市の現状や、具体的には、鼻中栄養(経鼻経管栄養)の女子への周りの子どもたちのかかわりについても、詳しくお話を聞きたいと思います。肢体不自由があり車椅子やバギーで過ごす女子生徒2人への配慮や、授業をどのように受けているのか、併せて討議したいと思います。

日 時:2014年1月24日(金) 18:30〜20:30
場 所:希来里6階 学習室
       東大阪市(近鉄奈良線若江岩田駅下車・北の建物)
  テーマ:「なんで地域の小学校に通うことにしたの」
―新1年生女子の母親2人トークー

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